2017年10月19日 (木)

古武術に学ぶ身体操法の理屈


身体の動きで楽器の音が大きく変わる。にわかに信じ難いのだが、事実。その理屈は?

楽器の音は、楽器本来から奏でるのだが、弾き手の身体からも響き渡る。音が少しでも効率よく身体を伝わるように工夫する。

また、楽器自体から出る音を、触れたところが邪魔をしないように工夫する、…などなど。

前者では、姿勢や重心の置き方が重要。ギターは、鳩尾辺りに重心を持ってくると良い。

後者では、ギターのピッキングは繊細にかつ一定した力で十分。音の強弱は、ピッキングの接触箇所で行うと入力オーバーになる。上腕や鎖骨あたりで力を調整したい。

2017年10月10日 (火)

指人形のように自由に動かす


指先は頭で上丹田、第一関節と第二関節の間に中丹田、第二関節と第三関節の間に下丹田と考える。

上丹田は上空を目指し、中丹田と下丹田は結び合う。このような武術の丹田の動きを、各指で再現する。

つまり、各指が独立した指人形のように動かす。

自由なフィンガリングと運指が可能となる。

2017年10月 6日 (金)

抜刀術を活かして身体をまとめる

甲野さんの音楽家講座では、演奏者の身体全身がまとまるような、そんなアドバイスをされる。

まとまるには、立っているのであれば足元に、座っているのであればお尻に、過度な安定感が出ないように、色々と工夫を凝らす。例えば、椅子に分厚く小さいマットを敷くなど。

甲野さんの古武術をやっている人は少ないのだが、興味があれば抜刀術をお勧めする。とくに、つま先で座る姿勢、ふきょの姿勢から瞬時に抜刀する練習が分かりやすい。

これを覚えれば、瞬時に身体がまとまる感覚が得られるからだ。

演奏する際には、このふきょの姿勢を思い浮かべながら行うと、音が一変する。


2017年9月 4日 (月)

ヤマハのサイレントギター(クラシカルバージョン)

それ程高価ではなく手頃な価格、形も個性的、一際異色な魅力を放つサイレントギター。

名手リトナーが使うので、筆者もずっと愛用している。改良が重ねられるため、更新を続け、現在3台目となる。

最近購入した最新のクラシカルギターは、1万円ほど他モデルよりも高いが、指板が大きいのでなかなか良い。

でも、普通にピッキングしても、リトナーのような音は出ない。まさに、タッチの世界を追求する上で、良い楽器である。

どうやると良いのか?

古武術がヒントになる。

指先のピッキングはそれほど強くない。が、上腕で強弱を使い分ける。

つまり、指先と上腕の力感とタイミングが極わずかにズレることで、同時に二人で弾いている感じになるのだ。このズレる感覚は、古武術で養われるもので、割れた動きが出来なければならない。

上手く分離できると、音に厚みが出るので、少しの練習で誰もが出来るようになると思う。コード弾きもガラッと洗練される。

この弾き方は、サイレントに限らず何でも有効。

楽器のせいにしてはいけない。弾き方、タッチが重要なのだ。

2017年8月11日 (金)

コーラス操法

以前より気になっていたラリーカールトンの上腕。大怪我からのリハビリのために、筋トレしていた程度にしか思っていなかったが、違うようだ。上腕でピッキングしているのだ。それが指先のピッキングと微妙にづれて、コーラス効果を生んでいる。

素人がピッキングすると単音の響きしかしない。当たり前だが、達人の人達のピッキングとの違いがよくわからかったが、一つ解決した。

運指の指も同じように行うと、また効果が相乗される。

リトナーは、あの太い腕からして、多分、前腕でしょう。


2017年7月26日 (水)

タッチの妙技


右手のピッキングは、単に一音に対して一回弾いているだけでは、良い音は出ない。でも、これが普通のやり方。せいぜい回転をつけて粘りを加える程度だが‥。

いや、一音に対して2回弾く。この方が、キレが良く、音も通る。

2回弾いているとは、誰も思わない程度の微妙な弾き方。アップダウンをセットで行うのではなく、どちらかに2回力を乗せるという意味。

でも、確実に音が良くなる。
運指も同じようにすると良い。

2017年5月30日 (火)

正座感覚


ギターを弾くと、どうしても前重心にのめり込む。ギターリストは、ほとんどの人は猫背である。そうやって弾くことになってしまっている。

実は、日本の正座の要領で、足の甲を地面に着けるようにすると、猫背と拮抗して、背が真っ直ぐになる。

この場合、足の甲を地面に本当に着けるのでなく、そうしたい感じに身体を持っていく。

身体のまとまり感が際立ち、音色も上がる。


2017年4月29日 (土)

腕の使い方

武術では、身体の中でも腕の動きは重要とされる。ただ、一発で大きな力を込めると言うよりも、柔軟で持続性の高い使い方の方が柔術的には重宝する。
楽器演奏もこの柔軟性を取り入れると、身体全体で響き伸びやかな音となる。力も殊更に入れなくても、力強い。
リトナーが時々行なっているが、右腕をサッと伸ばしてみよう。手首を伸ばす感じだ。こうする事で、体幹と腕が繋がる。
この場合、ただ腕を伸ばすのではなく、肩甲骨から伸ばす。ちょうど、鳥が羽を広げるように。

2017年3月27日 (月)

四足歩行

武術では四足歩行の動物を真似るとパフォーマンスが著しく向上する。これは、二足で立つ事から解放されるため、余分な力やバランスが削ぎ落とされるから。ただ、実際の技では、二足で行うので外目からはよく分からない。
ギターも、身体全体でリズムやノリを感じてプレイに活かしたい。
こんな時は、四足で走って見てから、実際にプレイして見ると、身体全体が活性化していることに気がつくでしょう。少し野性的になった自分に驚くでしょう。
四足歩行の走りかたは、youtubeで確認できるが、とくにギネスを更新した方の走りは素晴らしい。

2017年3月12日 (日)

リミッター効果を作る

安定したピッキングやストロークは、聞いていて安心感を与える。リミッターを使うと、音が少し潰れるので、技法的に同じような効果を出したい。
こんな時は、右手の力を整えるのだが、薬指を平に付かない程度に折り曲げる。
もともと右手は軽く握っているので、少し薬指に込めても効果的。

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